■法螺作法|修験大学
■修行の内容
◆法螺修法伝授
密教における法螺の作法には、特定の呼吸法や身体の動き、真言の唱え方などが含まれています。これらの作法によって、身体や心に深い集中力が生まれ、真言を吹き込むことで、悟りの境地に到達することが期待されます。
ただし、密教の法螺の作法は、信仰心や修行の程度によってその成果は異なります。修行者の精進や努力によって、深い瞑想状態や霊的な体験を得ることができる場合もありますが、そうでない場合もあります。
一般的に、密教の法螺の作法は、修行者にとって心身の調和や平穏、ストレス解消などの健康的な効果をもたらすとされています。また、法螺の吹奏による音楽効果もあり、聴覚的な癒しやリラックス効果も期待されています。
・法螺の修法
法螺の修法は、密教の儀式や修行の中で行われることが一般的です。具体的には、以下のような方法があります。
-
法螺を吹いて真言を唱える:法螺を口にあて、呼吸を整えながら真言を唱えます。このとき、真言を唱えるだけでなく、法螺から出る音にも意識を集中させることが大切です。
-
法螺を使って呼吸法を行う:法螺に息を吹き込み、深く息を吸ってからゆっくりと息を吐く呼吸法を行います。この呼吸法は、身体のリラックスや心の落ち着きを促す効果があります。
-
法螺を使って瞑想する:法螺を持ち、目を閉じて呼吸を整えながら、心を静かに保ちます。この状態で、真言を唱えることもできます。
これらの修法を行うことで、身体や心に深い集中力が生まれ、心身の調和や平穏、ストレス解消などの健康的な効果が期待されます。また、修行者にとって、法螺を用いた修法は、悟りの境地に到達する手段の一つとしても重要視されます。
・説法の法螺
説法の法螺は、仏教の伝統的な儀式や行事において、法螺を使って集合の合図を行うことを指します。また、寺院や僧侶が行う説法の際に、法螺を使って開始や終了を告げることもあります。
具体的には、法螺を口にあて、深く息を吸い、力強く息を吹き込むことで、高音で鳴らします。この音は、広い範囲に響くため、集合の合図や説法の開始を告げるには最適な方法とされています。
また、法螺の音は聴覚的な効果もあるため、説法の前に行われる法要や勤行などでも、法螺を吹いて神聖な雰囲気を作り出すことが行われます。このような法螺の吹奏によって、参拝者や修行者は心を落ち着かせ、精神的な集中力を高めることができるとされています。
なお、仏教の伝統的な儀式や行事において、法螺の吹奏は非常に重要な役割を果たすものであり、儀式の正確性や格式を担保するため、法螺の奏者は特別な訓練を受けた専門家が務めることが多いです。
・駆相の法螺
駆相の法螺は、修験密教において特別な意味を持つ法螺の一種です。駆相は「時を駆ける」という意味があり、この法螺は「時を駆ける法螺」とも呼ばれています。
駆相の法螺は、一般的な法螺よりも大型で、より特殊な形状をしています。そのため、通常の法螺よりも大きな音を響かせることができ、さらに聞き手の魂に訴えかけるとされています。
駆相の法螺は、修験密教の修行者たちが使用することができる特別な法器であり、修行の深化や悟りの境地に到達するために使われます。駆相の法螺を吹くことで、自己の内面の潜在意識や潜在能力にアクセスすることができ、さらには宇宙のエネルギーを呼び起こすことができるとされています。
駆相の法螺の吹奏は、特別な儀式や行事においてのみ行われることが多く、吹奏者も修行の深い者が務めることが多いです。駆相の法螺の音は、聴く者の心身に大きな影響を与えるため、修行者たちにとって非常に重要な法器となっています。
・宿入の法螺
宿入の法螺は、修験密教において用いられる法器の一つで、修行者が悟りを開くための支援を行うとされています。
宿入とは「心に入れる」という意味があり、宿入の法螺は、修行者の心を浄化し、深い瞑想状態に導くために用いられます。そのため、通常の法螺よりも小型で、細かい細工が施されたものが使われます。
宿入の法螺は、高音から低音へと音が徐々に変化していく「円音」の特殊な音色を持ち、その音は身体や心に直接的な影響を与えるとされています。修行者が宿入の法螺を吹くことで、自己の内面に向き合い、悟りを開くための深い瞑想状態に導かれるとされています。
宿入の法螺は、特に密教の修行において重要な役割を果たす法器であり、修行者たちはこの法螺を持ち歩き、瞑想や修行の際に使用します。また、寺院などで行われる法要や儀式においても、宿入の法螺が用いられることがあります。
・宿出の法螺
宿出の法螺は、真言密教において用いられる法器の一つで、宿入の法螺と対になるものとされています。
宿入の法螺が修行者の内面に向き合い、心を浄化するために用いられるのに対し、宿出の法螺は、修行者の内面に潜む悪霊や邪気を追い払い、宇宙のエネルギーを取り込むために使われます。
宿出の法螺は、低音から高音へと音が徐々に変化していく「逆円音」の特殊な音色を持ち、その音は身体や周囲のエネルギーに直接的な影響を与えるとされています。修行者が宿出の法螺を吹くことで、自己の内面に潜む邪気や悪霊を追い払い、宇宙のエネルギーを取り込むことができるとされています。
宿出の法螺も宿入の法螺同様に、密教の修行において重要な役割を果たす法器であり、修行者たちはこの法螺を持ち歩き、修行や儀式の際に使用します。宿出の法螺は、宿入の法螺と対になる法器であるため、修行者は両方を用いて、自己の内面の浄化と宇宙との調和を目指します。
・寒行の法螺
寒行の法螺は、修験密教において用いられる法器の一つで、修行者が寒中行者としての苦行修行を行う際に使用される法螺です。
寒行とは、寒さや飢えなどの苦行を行う修行のことであり、修行者は、寒中に外出し、身体を苦しめることで心身の浄化や悟りを開くことを目指します。寒行の法螺は、この苦行修行の中で使用され、身体や心を苦しめることで、さらなる修行の深化を促す役割を持ちます。
寒行の法螺は、通常の法螺よりも大きく、長さ約60cm、口径約10cm程度のものが用いられます。また、通常の法螺とは異なり、表面には神聖な印相や真言文字が刻まれています。修行者は、この法螺を口に含み、息を吹き込んで音を出すことで、身体や心にさらなる苦痛を与え、修行の深化を目指します。
寒行の法螺は、密教の中でも厳しい修行とされる寒行の中で使用される法器であり、修行者たちはこの法螺を持ち歩き、寒中行者としての苦行修行を行います。また、寺院などで行われる儀式においても、寒行の法螺が用いられることがあります。
・悪霊を退散させる。
・魂を清浄にする罪障を消滅させかたの指導をします。
修験大学公式サイト
■ 法螺の成果
● 大自然の中で吹くと、心も心身もたまらなく清まる感じです。
是非一度体験しましょう。」
・法螺の吹き方
法螺を吹く方法は以下の通りです。
-
法螺を持ち、口をあける部分を左手で覆い、右手で上から抑えます。
-
右手で法螺の口を少しずつ開き、その際に左手で口をあける部分を抑えたまま、息を吹き込みます。最初は軽く吹き、徐々に力を込めて音を大きくします。
-
一度息を吹き終わったら、口を開ける部分を左手で覆い、右手で上から抑えて息を吸い込みます。
-
右手で法螺の口を少しずつ開き、息を吹き込むのを繰り返します。吹き方によって音色が変わるため、音の高さや音色を自由自在に操ることができるようになるまで練習が必要です。
また、法螺を吹く際には以下の点に注意する必要があります。
-
吹くときは、姿勢を正しく保ち、背筋を伸ばして呼吸を深くすることが大切です。
-
初めて吹く場合は、力を入れすぎないように注意し、ゆっくりと吹くようにしましょう。
-
法螺を吹く際には、周りに迷惑をかけないように注意しましょう。
・法螺の諸作修法
法螺は、真言密教において多くの修法に用いられる法器です。以下に、代表的な法螺の修法をいくつか紹介します。
-
五体投地
五体投地は、身体を地面に伏せ、五体を地面につけることで、自分自身を謙虚にし、神仏に対して謙虚であることを表す修法です。この際に、法螺を吹くことで、神仏に対する畏敬の念を表現します。
-
祈祷・説法
祈祷や説法の際には、法螺を吹くことで、神仏に対する敬意を表します。また、法螺の音色は、祈りや説法を聞く人々に響き渡り、聴衆の心を浄化する効果があるとされています。
-
祈願
祈願の際には、法螺を吹くことで、祈願が天に届くように、また、祈願が実現するように願いを込めます。
-
身体浄化
身体浄化の修法においては、法螺の音色を身体に当てることで、身体の浄化を促します。特に、口から吹き込まれる音は、身体の内側まで届くため、浄化の効果が高いとされています。
以上のように、法螺は、真言密教において多くの修法に用いられる法器であり、修法によって、神仏とのつながりを深め、心身を浄化し、悟りを開くことを目指します。
・法螺の意義
法螺には、多くの意義があります。
まず、法螺は、修験密教において重要な法器であるとされています。修験密教では、法器に神仏の霊力が宿っていると考えられており、法螺もその一つとされています。法螺は、神仏とのつながりを深めるための道具として、祈祷や説法などの場面で用いられます。
また、法螺は、自然の力を表す象徴でもあります。法螺は、海から採取されることが多く、海の神を表すとされています。また、法螺の音は、自然の音色に近いため、自然の力を表す象徴としても捉えられています。
さらに、法螺は、心身を浄化する効果があるとされています。法螺を吹くことで、呼吸を整え、心を落ち着かせることができます。また、法螺の音色は、聴く人々の心を浄化し、悟りを開くことを助けるとされています。
以上のように、法螺には、真言密教において重要な意義があります。法螺は、神仏とのつながりを深めるための道具として、また、自然の力を表す象徴として、さらに、心身を浄化する効果があるとされています。
■法螺行コース
■ 修行の内容
◆法 螺 コース
・法螺の修法
・説法の法螺
・駆相の法螺
・宿入の法螺
・宿出の法螺
・寒行の法螺
・悪霊を退散させる。
・魂を清浄にする罪障を消滅させかたの指導をします。
■伝授内容
■ 伝授内容
◆修験密教の修法を、基礎知識から正しく明確に理解していただき、実践していただきます。
護身法伝授 ・九字護身法伝授 ・加持祈祷伝授 ・護摩祈祷伝授 ・一流伝授 ・開運鑑定伝授
【入峰修行】 ◆とそう行コース ◆ 滝 行 コース ◆法 螺 コース ◆喩 伽コース
【護摩修行】 ◆内護摩コース ◆鳴動護摩コース ◆採灯護摩コース
【加持祈祷】 ◆開運祈願コース ◆除 霊コース ◆一流伝授コース
【 灌 頂 】 ◆結縁灌頂 ◆受明灌頂 ◆金胎両部灌頂 ◆伝法灌頂
【密教入門】 ◆密教初入門コース ◆密教中入門コース ◆密教上入門コース
・【入峰修行】
・【喩伽修行】 →意義と秘密修法
◆喩 伽 コース
(瞑想⇒日輪観修法・月輪観修法・ア字観修法・五相成身観・五字護身観)
・心が落ち着き魂が整ってきます。五感が鋭くなります。神通力を身につけよう!
◆各チャクラ
(身体の活動の活性化・対応会話の活性化・こころ活動の活性化・功徳の活動の活性化)
・行動活動の活性化・・・それぞれのエネルギー上昇させる為の指導を行います。
◆チャクラコース
(五智如来とのそれぞれの瞑想方法指導)
・魂を清浄にする罪障を消滅させかたの指導をします。
◆カラーチャクラ
(瞑想⇒時輪観)
・心が落ち着き魂が整ってきます。五感が鋭くなります。神通力を身につけよう!
◆とそう行コース
(入峰の修法・床堅の修法・水断の修法・穀断の修法・不眠不動の修法・修験問答)
・自己を見つめなおす・無我の境地・魂を整える・魂を清浄にする
◆滝・水行コース
(護身の修法・入滝の修法・九字の修法・入滝の真言・入滝の読経・入滝の意義)
・自己の魂を整える。・魂を清浄にする罪障を消滅させかたの指導をします。
◆法 螺 コース
(法螺の修法・説法の法螺・駆相の法螺・宿入の法螺・宿出の法螺・寒行の法螺)
・悪霊を退散させる。・魂を清浄にする罪障を消滅させかたの指導をします。
・【護摩修行】 →意義と秘密修法
◆内 護 摩コース
(天蓋護摩秘密修法・天蓋の切り方・壇のつみ方・護摩の焚き方・護摩の心得)
・増益の護摩修法・息災の護摩修法・調伏の護摩修法
・鈎召の護摩修法・敬愛の護摩修法
◆鳴動護摩コース
(鳴動の修法・鳴動の占い方・正しい鳴動護摩の意義と心得)
・地神祭の修法・家移り鳴動の修法・鳴動の占い方
◆採灯護摩コース
(護摩壇の作り方・火生三昧の修法・火伏せ修法・火渡り修法)
・斧の修法・宝剣の修法・法弓の修法・閼伽の修法
・【加持祈祷】
・開運祈願コース(基本的な加持祈祷の祈願方法・開運鑑定の方法の指導)
・一流伝授コース(諸仏諸神の各々の祈願と修法・念誦修法)
・一尊曼荼羅修法・印法灌頂の修法・以心灌頂
◆ 大日如来秘法⇒(両部曼荼羅秘密修法・諸仏諸神供養秘密修法など・・・・・)
◆ 不動明王秘法⇒(即我法・十九布字の秘密修法・十四根本の密印・息災護摩など・・・・・)
◆ 八大竜王秘法⇒(八大竜王三大秘法・白龍黒龍秘密修法・請雨秘法など・・・・・)
◆ 弁 財 天秘法⇒(十六弁財童子秘密修法・財運満足弁財秘密修法など・・・・・)
◆ タギニ天秘法⇒(茶枳尼天神変不思議秘法などの秘密修法・神通力秘密修法・・・・・)
◆ (五智如来秘密修法・五大明王秘密修法ets・・)
・除 霊 コース (除霊秘密修法・成仏秘密修法・などなど・・・・)
・【 灌 頂 】
・灌 頂 コース (結縁灌頂の修法・受明灌頂の修法・金胎両部伝法灌頂の修法・血脈灌頂の修法)
・金剛界曼荼羅修法・胎蔵曼荼羅修法・一尊曼荼羅灌頂
・三種灌頂の修法・・・
・印法灌頂の修法・・・
・事業灌頂の修法・・・
・以心灌頂・・・
・入峰灌頂の修法・・・
・金胎両部伝法灌頂の修法
(金剛界諸仏曼荼羅灌頂など・・・・・)
(胎蔵界諸仏曼荼羅灌頂など・・・・・)
・血脈灌頂の修法(諸仏諸神の各々の祈願と修法・念誦修法)
◆ 大日如来秘灌頂⇒(五智如来灌頂など・・・・・)
◆ 不動明王秘灌頂⇒(五大明王灌頂など・・・・・)
◆ (五智如来秘密修法・五大明王秘密修法ets・・)
・血脈灌頂の修法
・一尊曼荼羅灌頂・印法灌頂の修法・以心灌頂
◆ 八大竜王秘灌頂法⇒(八大竜王三大秘法・白龍黒龍秘密修法・請雨秘法など・・・・・)
◆ 弁 財 天秘灌頂法⇒(十六弁財童子秘密修法・財運満足弁財秘密修法など・・・・・)
◆ タギニ天秘灌頂法⇒(茶枳尼天神変不思議秘法などの秘密修法・神通力秘密修法・・・・・)
・【密教入門】
・密教初入門 コース
(護身法秘密修法・浄化秘密修法・などなど・・・・)
・密教中入門 コース
(基本的な加持祈祷の祈願方法・開運鑑定の方法の指導)
・密教上入門 コース(除霊秘密修法・成仏秘密修法・などなど・・・・)
(諸仏諸神の各々の祈願と修法・念誦修法)
・一尊曼荼羅修法・印法灌頂の修法・以心灌頂
◆ 大日如来秘法⇒(両部曼荼羅秘密修法・諸仏諸神供養秘密修法など・・・・・)
◆ 不動明王秘法⇒(即我法・十九布字の秘密修法・十四根本の密印・息災護摩など・・・・・)
◆ 八大竜王秘法⇒(八大竜王三大秘法・白龍黒龍秘密修法・請雨秘法など・・・・・)
◆ 弁 財 天秘法⇒(十六弁財童子秘密修法・財運満足弁財秘密修法など・・・・・)
◆ タギニ天秘法⇒(茶枳尼天神変不思議秘法などの秘密修法・神通力秘密修法・・・・・)
◆ (五智如来秘密修法・五大明王秘密修法ets・・)
等、 他にも伝授項目があります。
修験密教の修法を、基礎知識(基本)から 正しく明確に理解し実践していただいています
それぞれの秘密修法は、簡単な事から複雑な事もありますが、初心者の方からプロの方まで
どなたにもなるべく、出来るだけ、解り易く、ご指導させて頂いてます。
気軽に御参加くださるようよろしくお願い申し上げさす。
多くの方々に参加していただき誠に有難うございます。
当大学では宗旨・宗派・年齢・性別を問わず誰でもが参加できます。
どうぞお気軽に、お問合せ下さい。
学 長 道庭成心
講 師 スタッフ一同
クリック⇒※簡単にメールできます。(修験大学フォーム)
・お問合せ・相談事・申し込み・その他の依頼事
info@yamabusi.jp